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第十四話

ジェームス・スキナー先生 その3

子どもだった時代と今と比較してどんな風に感じますか?
遊びがデッカくなった。
昔から英語のことわざで
 『The only difference between men and boys is the size of their shoes and the price of their toys.』
だから大の男と男の子は何が違う?
それは靴の大きさとおもちゃの値段だけである。(笑)
昔と比べて自分のおもちゃが高くなったんじゃないですかね。
ジェームスの高いおもちゃっていうと?
我々の人生は科目毎で現れないじゃないですか。
例えば子どもはどういうのが好きなん?って聞いたら、音楽が好きと。じゃあ音楽と物理学と違うか。音って振動じゃないですか。振動を勉強するのは物理学。じゃあ音楽と数学って違うんですか?数学を知らなかったらコード進行が作れない。
じゃあ音楽と歴史は違うんですか?ビートルズを語らずに60年代の歴史が語れますか?
そこ、糸を1つつかんで、そこから出てくる興味があることを全部勉強していったら。
試験なんかしようもないですよ。
だって何を試せば良いのかわからないですよ。それだったら試験とか全部やめて、「学びたいもの」そして「そうしたら学べるのか」、そういうことに集中しないと、子どもたちの実際に住む世界に対応できないんじゃないかなと思いますね。

学ぶことは喜びとし、学ぶ方法を学んでいただければあとは大丈夫だと思いますね。
今の子どもたちに一番伝えたいことってありますか?
自分の人生は自分の思い通りにできる。これ一番言いたいですね。
小学校に入ってくるじゃないですか、「大人になったら何になりたいの?」「警察官になりたいですか?」「消防士になりたいですか?」「サラリーマンになりたいですか?」ってやるじゃないですか。あれは私に言わせると暴力なんですよ。
どういう暴力かって言ったら、人生は決まったメニューしかない。
この決まったメニューの中からしか自分の将来が選べない。
そうじゃないそうじゃないだろうと思うんだよね。
人生のメニューは自分で作るメニューなんですよ。だから自分はどういう人生にでもできる。

われわれがつくるんだから、どういう形になるのかはわれわれが決める。
だから彫刻家とか絵描きさんいるじゃないですか。絵描きさんってどういう絵を描くか、自分の描きたい絵をなんでも描く。彫刻家はどういう彫刻をつくるかというと、自分の形づくりたいものを形づけて彫刻にするじゃないですか。

だったら自分の人生は芸術作品にして、自分の思い通りのものをこの世界に作っていけばいいじゃないですか。