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第十一話

認定NPO法人フローレンス 駒崎 弘樹先生

駒崎さんの考えるこどもとは?
そうですね、こどもって大人からすると“大人に満たないもの”という風に見る場合が多いと思うんですけど、そんなことは全くなくて、こどもはこどもで素晴らしい。
こどもはこどもである種完成しているという風に思った方がいいかなと思うんです。

大人というものが正しくてこどもはそれになるために欠けているからそこを埋めようということではなくて、こどもの中にももはや素晴らしいものがあって、それを花開いてもらう。花開かせるというようなお手伝いをしていくというのが保育であり教育であるという風に考えているんですね。
どうしても子育てしていると「ダメだよ」っていう言葉が一番多くなっちゃうんですね。

でもこどものやることには必ず理由があって、そのイタズラとかもイタズラしながら「どういう風な動きを物はするのかな」とか「何をすると良くて、何をするとダメなのかな」みたいなのを試行錯誤してたりするわけですよね。

だから学びの一環だったりする。
だからそういう意味ではわれわれは一歩引いて「これにも必ず意味があるはずだ」という風に思いながら、こどもと接していくっていうのがすごく大事かなと思います。

子育ては僕もしていて毎日ピリピリしてますけど、でもそれは自分にも言い聞かせてることですね。
今こどもたちに一番伝えたいことってどんなことですか?
みんなが大人になった時にみんなのうちの66パーセントは今無いお仕事に就いているよということを伝えたいと思っています。
今テクノロジー技術がどんどん進んでいって、新しい仕事 新しい職業がどんどん出来てくるから、今のこどもたちが大人になる時には、今無いようなお仕事をするんだよっていうことを言ってるわけなんですね。

実際そうですよね。僕たちが同年代だと思いますけど、僕たちがちっちゃかった頃に携帯電話がなかったから、今いろんなところに携帯電話ショップって存在してないんですよね。
あるいは携帯電話がなかったから携帯ゲームもなかったですよね。
その携帯ゲームを作るプログラマーもいなかった。

そういう風に新しい仕事がどんどん生み出されていくから「将来何になればいいか分からないよ〜」とか「どうしたらいいんだろう?」って思うこどもたちがいるかもしれないけど、安心してよ、と。
みんなが大きくなる時にはみんなが今思ってないような面白い仕事が生まれているかもしれない。

一方で自分の将来は「絶対これになるんだ!」って言ってもそれって変わる可能性が高いから、むしろいろんなものを勉強しておけば無駄になることがないから、その新しく生み出される職業に実は自分の思っていなかったような勉強が役に立つ、なんてこともあると思うんですよね。

そういう風にいろんなことを学び、吸収してまだ見ぬ仕事、まだ見ぬ職業に備えてもらえたらなって思います。