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卵殻膜にまつわる様々な疑問ってグーグルの検索ワードでも調べると色々でてきますね。
卵の殻の薄皮を食べても美容効果はあるのか?貼ったりしても効果あるのか?
または卵アレルギーだけどお肌につけても大丈夫なのか?
摂取し過ぎて副作用等はないのか?等々、卵殻膜が近年注目されてるだけに様々な疑問が出てくるわけですね。
当ページでは卵殻膜に関してよくある疑問を8つにまとめ信頼のおける資料を元に解説していきます!
卵の殻の薄皮を食べると美容効果ある?
卵の殻の薄皮を食べても効果あるのか?答えはNoなんですね…。
卵殻膜はそのまま食べても消化されることはないだけでなく、消化不良を起こしてしまう恐れもあるんです。
卵殻膜は素材として扱いにくいという点もあるのですが(それだけに技術的な力が必要)、熱に弱い上にゆで卵から剥いた薄皮の状態では水や油に溶けない(吸収・分解しない)という特性を持ってるからなんです。
ですので、卵殻膜を美容作用として摂取する為には、卵殻膜の成分を特殊な技術で加工し、体内にしっかり取り込まれるように開発された卵殻膜配合のサプリ(補助食品)やドリンクを飲むのが適切だといえます。
ニキビ跡や傷口にゆで卵の薄皮を貼っても効果はある?
卵殻膜を食べても消化吸収はできないわけですが、ニキビ跡や傷口やできもののような、バリア機能が剥離されてる部位に直接貼り付けると効果があるとされています。
効果がある理由として、真皮の繊維芽細胞が増え、III型コラーゲンが増産されることで傷口の修復がおこなわれ、皮膚の再生速度が速まるからなんです。
なので、細胞が傷つき膿んでしまっている状態のニキビ跡にも卵殻膜は修復機能を発揮するとされています。
さらに、卵殻膜は日焼けしたお肌にも効果的です。
日焼け後は肌が軽い炎症を起こしている状態なので、卵殻膜を貼ることで症状の改善が見られるそうです。
卵殻膜を皮膚に貼る際の5つの注意点
- できるだけ新鮮な卵殻膜を使う。ゆで卵を作った直後の卵の殻から剥がしたものでも大丈夫。
- 卵本体に面してる側を患部に貼り付ける。
- 卵殻膜の表面がパリパリと乾いてきたら成分が肌に浸透しにくくなるので丁寧に剥がす。
- 剥がした後の患部は洗い流して大丈夫
- 健康な肌に貼り付けても効果は大して期待できない
卵アレルギーの人が卵殻膜を肌につけても問題ない?
卵アレルギーの型で呼吸困難やじんましん等の症状が出るのですが、これらのアレルギー症状は卵白に含まれるオボアルブミンという成分が過剰に反応することが原因です。
しかし、卵殻膜にはこのオボアルブミンという卵アレルギーの原因とされる成分は含まれていないんです。
というのも、卵殻膜のアミノ酸と卵白や卵黄のアミノ酸はそれぞれ異なった配列で構成されてるので全くの別物なのです。
上記のことから卵アレルギーだから、卵殻膜に対してもすぐ拒否反応が出るということは医学的にも考えられないとされています。
ただ、人によっては「卵殻膜」に対しアレルギーが存在する方もおられるかもしれませんので、顔や肌に塗る際は一度テストをおこなって様子を見るなど十分な注意をし使うのがおすすめです。
鶏以外の動物にも卵殻膜は存在する?
卵殻膜とは卵の殻と白身の間に存在する薄皮のことなので、鶏だけでなくあらゆる卵に卵殻膜は存在します。
もちろん、ダチョウやウズラ、そして鳥類だけでなく蛇や亀等の爬虫類、カモノハシのような哺乳類の珍しい卵にも殻のある卵であれば一様に卵殻膜は存在します。
しかし、品質・生産の安定性、経済的観点、流通網の点を考慮すると、現在では鶏の卵の供給が安定されていて、安全に安心できる素材とされています。
卵殻膜の有効成分は熱に強い?弱い?
卵殻膜の主成分はアミノ酸からなるたんぱく質になります。
たんぱく質は熱変化に非常に強く250℃まで成分は変化しません。
ですので、ゆで卵をゆでる際の温度変化程度であれば、卵内部が100℃以上になることはないので有効成分が弱まり損なわれることはありません。
ただ、オーブン等で熱すると1000℃近くの高温になるので、有効成分は破壊されてしまっている可能性が高いといえます。
卵殻膜を手軽に補給できる食品はある?
卵殻膜は精製された純粋な物質ではなく、約20種類のアミノ酸が有機的に組み合わさり出来た複合化合物です。
さらに、水や油にも溶けにくいので取扱いが非常に難しく、最近になってようやく優れた構造を失わずに粉末化する技術が開発された状況です。
ですので、人の体内で消化吸収しやすく加工された特許商品として卵殻膜サプリやドリンクが商品化されています。
現状では卵殻膜を主成分としたサプリメントやドリンクが手軽で確実に卵殻膜の成分を補給できると思います。
卵殻膜を摂り過ぎることでの副作用の危険性は?
卵殻膜は医薬品ではないので厳密な意味での副作用はありません。
しかし、卵殻膜は消化吸収に時間がかかりますので摂取のし過ぎは食事における食べ過ぎと同様のことが起こるとされています。
いくら卵殻膜が体に良いからと言っても摂り過ぎ、食べ過ぎはバランスを崩し結果的には体に良くありません。
バランス良く摂取し、バランスの良い状態を心掛けることによってお肌も体調も良い方向に導いてくれるわけです。
摂り過ぎには十分に注意し、サプリやドリンク等で摂取する際は容量に従って摂取する良いに心がけましょう。
年齢によって卵殻膜の効果のでるスピードは違う?
卵殻膜の吸収・分解する力は、やはり若い人の方が体内構造の変化が緩やかなことで、まだIII型コラーゲンを作り出す機能もしっかり働いてることもあり取り込む力もあります。
ですので、怪我などの修復に卵殻膜を活用する場合等は若い人の方が治癒力が高いです。
しかし、美容効果を期待する場合等、例えば10代前半の人であれば元々III型コラーゲンをたくさん持っていることもあり、卵殻膜の効果はさほど意味がありません。
25~30代の人が使用する場合であれば、個人差もありますが、翌日~1週間程度で効果を実感できるとされています。
また、60代以上の高齢の方が卵殻膜を摂取すると、III型コラーゲンが少なくなっている状態ですので、III型コラーゲンを増産しようとするところから始まり、効果を実感できるのに若い方と比べても少しい時間が必要となります。
効果がないというわけでなく、摂取を続けることで徐々に効いてくるとされています。
こちらも個人差がありますが、約1ヶ月程度で構造の変化を感じ始めると思います。
【まとめ】卵殻膜にまつわる8つの疑問
当ページでは卵殻膜にまつわる8つの疑問を解説してきました。
卵殻膜が素晴らしい成分であることは間違いありませんが、どのようなタイミングで活用すべきか、どのような状態で活用すべきか?
利用頻度や用途、タイミングをしっかり見極めた上で、卵殻膜を役立たせてみてください。
また、当サイトでは女性の方が多くご訪問いただいておりますが、その方達向けに卵殻膜を主成分とした美容化粧品をおすすめしています。
下記ページではランキング形式で卵殻膜化粧品を紹介しておりますので、ぜひこちらもお役立てくださいね。